看護師に復職しようと思って職場選びでやったことは、
- 自分の働ける時間を確認
- 希望する勤務時間で働ける場所があるか探す
- 働きたい場所を決める
- 子供の預け先を決める
この4つのうち、勤務時間と勤務場所の希望を叶えるのが一番難しく、諦めやすい点ですが、その解決策は、「リアルママ友情報と直談判」だと考える、私の体験談をまとめています。
この記事の内容は、私のXのスペースでお話ししたことをまとめています。
Xでは、不定期に「ブランクある看護師の復職」についてスペースを開催しています。今後は復職についてだけでなく、趣味やたわいのないおしゃべりの時間も作りたいと思っていますので、お気軽にフォローしていただけると嬉しいです。
ハタワミ@40代から看護師リスタートママ(@hatawami) / X

潜在看護師のときに復職を考えたけど諦めモードになったこと
私は大学卒業後、一般企業で働いたあとに、看護学校に通って看護師の資格を取っています。

人生をリスタートしたのはそれなりに覚悟もあったので、当時から、看護師を一生の仕事にする、という意思はありました。
そのため、看護師を退職して結婚出産育児を経ても、いつかは戻ろうと考えてはいたのですが・・・。
実際、子供を産み、目の前の子供を見ていると、育児は大変ですが子供が本当にかわいくて、一緒に過ごす時間がすごく愛おしくて、保育園や学童に預けて看護師に復職するという考えが微塵も持てなくて、育児や家のことに明け暮れる日々でした。
ただ、漠然と思い描いていたのが「子供が小学生になったら仕事を始めよう」という区切り。
そして、上の子が幼稚園の年中さんになって、漠然と考えていた区切りが現実味を帯びてきて、いろいろ考え始めるわけです。
小学生になったら学童に入れる?・・・そのためには、審査に通るためにがっつり働く必要あるなあ。
下の子は保育園に入れる?・・・こちらも同じく、審査に通るためにがっつり働く必要あるなあ。
いやいや、フルタイム並みに働くのって、私望んでない・・・・。
このような、復職はしたいけどバリバリ働く気が全くない心の声。
かといって、短時間のパートができたとしても、長期休暇どうするか?問題もあります。
学童とか入ってなかったらお留守番になっちゃうか?いやそもそも未就学児の下の子の預け先ないよ?
だから、看護師への復職は、子供の成長を待つしかないかあ、という諦めモード。

そんなことを考えていた私に、2つの転機が訪れます。
看護師への復職諦めモードを打開した転機2つ
【転機1】看護師のママ友Aさんの存在
ママ友Aさんは、上の子の習い事で知り合った方です。とくに仲がよかったわけではなく、プライベートなことは全然知りませんでした。
ある日、出先で偶然会いました。
Aさんも私も、意外な場所で知っている顔に会ったことがちょっと嬉しくて、お互いテンション高めだったのを覚えています。
そのとき、実はAさんは私と共通の友達がいること、その共通の友達から私が看護師であることを聞いていたとのこと。
Aさんは「私も看護師なんだよー」と話し始めて、私も、看護師仲間だと思うと急に親近感湧いちゃうので「えー!そうなの!?」と嬉しくなったのです。
お互い子連れでそれぞれ用事があり、ゆっくり話す時間がなかったせいか、Aさんは驚く情報をばーっと話し始めます。
「私は〇〇病院の病棟で働いているんだよ!幼稚園の保育時間内で働いてる!夏休みとか長期休暇はお休みにしてもらってる!ほかのスタッフの人はどう思っているかわからないけど。あと時給は〇〇円!」
と話し、「じゃーね!」と言ってバタバタと去っていきました(笑)
今思い返しても、あの数分の中で、私の疑問や知りたい情報を伝えてくれたAさん、すごいなと感心します。
子供の成長と看護師に戻るタイミングで悩む時って、勤務時間や勤務場所、子供の預け先や長期休暇、このような内容が多いですよね。
もしかしたらAさんも悩んでいたからこそ、耳寄り情報を教えてくれたのかもしれません。
そのAさんの言葉で、看護師の復職先の職場探しに、ぱーっと光が見えました。

【転機2】看護協会主催の看護師就職フェアに参加
看護協会主催の看護師就職フェアは、地域の病院、施設、訪問看護ステーションがいくつも集まって、それぞれのスタッフと直接話ができるフェアです。
そこでは、いろいろな施設に、「私は5年の病棟経験がありますが、7年のブランクがあります、短時間のパートで働きたいです、こんな私でも働けますか?」と聞きまくりました。(ことのきは、長期休暇については相談しませんでした)
大学病院では、まず年齢で不採用でした!当時42歳。大学病院の年齢制限については噂には聞いていたけど、ほんとなんだあ~と実感しました。
ある地域の小さな病院では、「13時までとかの勤務でも大丈夫ですよ、その場合はフリー業務がメインですよ。」と言ってくれるところもありました。
ある訪問看護ステーションでは、「働ける時間だけでいいですよ」という施設もありました。
この時にいろいろ話をしたことで、求人情報には大々的に載っていないけど、勤務時間などについては直接相談してみることで大丈夫なところはあるかもしれない!という前向きな気持ちがもてました。

看護師への復職に気持ちが前向きになったら次は職場探し
勤務時間は相談できそう、と思えたことで、復職へのハードルが少し下がり、前向きになりました。
そこで、復職するならどんな場所がいいか?と考えたとき、私は「病棟」以外の選択肢がありませんでした。
7年のブランクで、ほんと看護技術も知識も忘れているのです。もう一度、学び直したい。そんな思いが強かったです。
短時間勤務のパート看護師なら子供の預け先は院内保育所や民間学童も選択肢
短時間パートだと保育園に入れないし、長期休暇問題もある。
そこで、院内保育所つきの施設を探しました。院内保育所は、就業時間に関わらず、職員ならだれでも預けることができるところが多く、短時間パート勤務希望の身としては大変助かりました。
上の子については、就業時間に関わらず就業していれば利用できる学童がありましたので、そこを使うことにしました。
友人の例では、民間の学童キッズデュオに通わせている人がいました。
別の友人の例では、学校の放課後や夏休みに「広場」として開放して遊べる時間を利用していました。その場合は時間管理は子供自身で、見守る管理者はいないので子供次第なところはあるようですが・・・。
あとは、土曜日だけパパに預けて働く友人もいました。
看護師への復職諦めモード打開!リアルなママ友と直談判は重要かも
看護師に復職しようと思って職場選びでやったことは、
- 自分の働ける時間を確認
- 希望する勤務時間で働ける場所があるか探す
- 働きたい場所を決める
- 子供の預け先を決める
この4つです。
この4つのうち、勤務時間と勤務場所の希望を叶えるのが一番難しく、諦めやすい点ですが、その解決策は、「リアルママ友情報と直談判」だと思います。
耳より情報を得るには、ママ友ネットワークはあなどれないですので、まず「私は看護師です!」と公表してみてください。
それから、どこも看護師は人手不足。私の現職場も「とにかく誰か看護師入職してください!」状態です・・。そのため、勤務形態の直談判はしてみる価値があると思います。
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