院内託児所付き職場のリアルなメリットデメリット~4年利用したママナースの体験談~

※記事内には広告を含む場合があり、商品を購入することで売り上げの一部が当サイトに還元されます。感想等は正直に楽しく書いていますので、ぜひ最後まで楽しんでご覧ください。
※記事内には広告を含む場合があり、商品を購入することで売り上げの一部が当サイトに還元されます。感想等は正直に楽しく書いていますので、ぜひ最後まで楽しんでご覧ください。
ママナースの復職

院内託児所つきの職場ってどんな感じ?

院内託児所と別の保育施設を併用したら大変かな?

ママでも看護師として働きたい!

復職を考えているブランクママナースは、院内託児所付きがあると良さそう〜と思う方は多いです。でも、実際院内託児所付きの職場って働きやすいの?どうなの?と気になりますよね。

私は現在、幼稚園に子供を通わせながら、院内託児所付きの病院でパート勤務をしています。

この記事では、実際に院内託児所を利用しながら働いている幼稚園ママの私が、職場の様子と、院内託児所の様子をお伝えします。独身ナースからみた院内託児所付職場の正直な感想も交えているのでまさにリアルですよ。

\ この記事をかいているのはこんな人 /
自己紹介

院内託児所つきの職場や、院内託児所とほかの保育所との併用に不安がある方は、参考になると思いますのでぜひ最後までご覧ください。

院内託児所付きの職場ってこんな感じ!実際の様子を紹介

院内託児所は、ママ職員の勤務環境を整えることを目的とした施設です。

そのため、ママナースにとって働きやすい表れでもあり、ママナースが多く働いている可能性があります。

そんな院内託児所付きの職場の様子をお話ししますね。

院内託児所は様々な勤務形態で利用できる

院内託児所は、職員の働き方に合わせて利用できます。

認可保育園では、就労時間によって預けられる保育時間が決められているけれど、託児所はその点を気にしなくても大丈夫です。

ママナースが多く子供関連の理解を得やすい

ママナースが多いと、子供のことでお休みをしたり時間を短縮して働くことに理解を得やすい環境です。

例えば、雨天で親子遠足が順延して△日になり、急遽お仕事のお休みをもらった・・・

そんな時の同僚の会話は

~△日当日~

ママナース同僚A
ママナース同僚A

今日人少ないし忙しくなりそうだね。ハタワミさんなんで休みなの?

ママナース同僚B
ママナース同僚B

遠足が順延して今日になっちゃったんだって

ママナース同僚A
ママナース同僚A

そっか、それじゃあしょうがないね

子供のことでお休みになることは、ママナースの多い職場ではよくあることですし、上司も理解がある方が多いです(私の職場の場合)。

ママナースの同僚は、「お互いさま」と思うので、休んで忙しくなったとしても気にする人はいません(私の職場の場合)。

独身ナースの立場からみた院内託児所付きの職場は評判悪い

私の職場での独身ナースの正直な気持ちを紹介します(よく私に打ち明けてくれたなぁと感謝です)

子供がいない独身ナースにとっては、実は働きにくいのが院内託児所つきの職場なのかなぁと感じます。私の職場での若い独身ナースの離職率はとても高いですし・・・

【悪い点1】子供のことで急な休みをとるママナースに、ちょっとだけ「え?っ」と思っちゃう

小さい子供をもつパートママナースは、子供の体調不良や、子供の行事ごとなどで、シフト通りに出勤できないことも多々。

私はシフト通りに出勤する(しなくちゃいけない)のに、なんで子供がいるとそんなに都合よく休めちゃうの?

って思っちゃうときがあるんですって。

【悪い点2】パートママナースの短時間勤務で仕事のしわ寄せがきて、「え?っ」と思っちゃう

育児と仕事を両立させるために、短時間勤務を希望するパートママナースは多いです。

日勤スタッフの頭数は揃っていても、短時間勤務のパートママナースが徐々に退勤、最後に残るのは独身ナースがほとんど、という日もしょっちゅうあります(※私の職場の場合)

早く上がるママナースも極力仕事を残さないよう鬼の形相でがんばるのですが、子供のお迎えに間に合わなくて残るスタッフに引き継ぐ、なんてこともよくあります。

私の職場の独身ナースの方はみんな優しくて、「いいですよ、あとはやりますから早くあがってください!」と言ってくれるのですが(涙)

正直なところ、日勤スタッフがみんな同じ定時上がりだったらどれだけ楽なんだろう・・・

と思っちゃうんですって。

【悪い点3】病棟会に出なくていいパートママナースに、「え?っ」て思っちゃう

パートママナースは、委任状を出せば病棟会の出席を免除されるのはわたしの職場だけでしょうか?

病棟会で話し合われたことを共有するために、私たちパートママナースは議事録を確認します。

働くスタッフの一部がいつも病棟会にいないのは、正直なところ、え?なんで?ずるくない?

って思っちゃうんですって。

【良い点】急なお休みに寛容で優しいスタッフが多い

ママナースが多い私の職場では、子供関連のことで急に休むことがよくあります。

そのせいなのか、スタッフの体調不良だったり諸事情で急な休みになった時、悪く言う人ってほとんどいないんですよね。

勤務環境はイマイチだけど、人間関係がいい!と思う独身ナースは多いです。

ママナースが院内託児所を利用するメリットデメリット

ここでは、実際に院内託児所と幼稚園を併用している私が感じる院内託児所のメリットデメリットを紹介します。

【院内託児所のメリット1】送迎が楽

院内託児所は、職場の敷地内、もしくは職場から徒歩圏内の近い場所にあります。

保育所へ送ってから出勤、退勤後保育所へ寄ってお迎え、という手間がなくてすごく楽です!

【院内託児所のメリット2】安定した勤務ができる

子供を保育園に入れている場合はしっかり預かってくれるのでいいのですが、子供を幼稚園に入れている場合はスケジュール調整が大変です。

その理由は3つあります。

  1. 幼稚園は平日のイベントが多い
  2. 幼稚園はだいたい9時登園で、始業に間に合わない
  3. 幼稚園は預かり保育の時間が少ない

このような状況で仕事をするために、

家族の協力は得られるか?と相談したり

地域の子育て支援サポートを利用できるか?と奔走したり

幼稚園の休園による欠勤、どうしよう・・・と困ったりしやすいです。

院内託児所を利用していると、このようなことに悩むことなく、安定して働きやすいです

【院内託児所のメリット3】保活を慌ててやらなくて済む

保活は、激戦区に住んでいる方などは妊娠中から行う方が多いですよね。そうでなくても、産後の体力消耗時期から保育園探しに奔走する方も多いです。

しかし、院内託児所がある場合、職員の子供は預けられますので、産前産後の大変な時期の保活を避けることができます。

復職後、体も回復し、仕事も慣れて落ち着いてきたころに、保育園探しが可能です。そのころには子供は2歳くらいになっていて、倍率が高めの0歳児1歳児クラスを避けることもできます。

【院内託児所のデメリット1】他の保育所と併用する場合は保育料がかかる

2022年11月現在、3歳~5歳児クラスは「幼児教育・保育の無償化」により保育料はかかりません。(利用する院内託児所が、都道府県等に認可外保育施設として届出を行っていて、自身が保育の必要性があると認定されている場合

でも、1つの施設が対象のため、保育所を併用する場合は、臨時で利用する保育所は利用料がかかります。

託児所(私の職場の場合の利用料)保育園
保育料「子育てのための施設等利用給付」が幼稚園と併用できない
1時間300円
5時間以上は一律1500円
延長料金はかからない
3歳~5歳児クラスは「幼児教育・保育の無償化」により保育料はかからない
延長料金はかかる


Benesseたまひよ 参照

【院内託児所のデメリット2】年齢が上がるにつれて同年代の子供が減る

院内託児所は、3歳、4歳・・と年齢があがるにつれて、利用する子供の数が減少していく傾向です。

なぜなら、その歳くらいになると、他の保育園や認定こども園へ転園させる親が多いからです。

【院内託児所のデメリット3】他の保育所と併用する場合子供は嫌がることがある

子供の性格にもよりますが、慣れない場所に預けられることを嫌がる子もいます。

私の子供は、幼稚園に慣れていくにつれて、たまに行く託児所を嫌がってしまいました・・・

でも、同僚の子供は、時々預ける託児所が大好きで、楽しみに登園しています。

私の職場の託児所で働く保育士さんは

保育士さん
保育士さん

「久しぶりに登園することを嫌がるお子さんは多いです。そのため、私たちはその気持ちが和らぐようにいつもどうしたらいいか考えています」

とお話していました。

【まとめ】子供が小さいママナースが働くなら託児所付きがおすすめ

院内託児所つきの職場ってどんな感じ?

院内託児所は、ママナースをはじめとするママ職員の勤務環境を働きやすくする目的として設置されています。そのため、ママナースが多く働いている可能性が高く、子供関連のお休みなどに寛容な人が多い傾向です。

院内託児所とほかの保育所を併用したら大変かな?

院内託児所と他の保育所を併用する場合、院内託児所を利用するメリットとデメリットを下の表にまとめました。

メリットデメリット
子供の送迎が楽3~5歳クラスでも、併用する臨時利用の保育所は保育料がかかる
安定した勤務ができる年齢があがるにつれて同年代の子供が減っていく
たまにいく院内託児所を嫌がってしまうことがある

ママナースは、育児と仕事の両立が大変なのは事実ですが、まあどうにかなっちゃうのも事実です。

その大変さを助けてくれるのが院内託児所なので、個人的には、まずは託児所付きの職場から復職してみることをおすすめします。

このサイトでは、復職に悩む潜在看護師のための体験談&ライフスタイル情報をまとめています。40代からの看護人生・日々の生活を振り返るきっかけになることを願っています。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

コメント