専業主婦で潜在看護師ママは、ママナースをすごいと思うのはなぜ?
専業主婦で潜在看護師ママは、ママナースのどんなことがすごいと思うの?
ママナースはすごい!と言われることに違和感を感じるのはなぜ?
いつかはママナースとして復職したい!
「仕事も家事も育児もうまくまわしてて、尊敬する!すごいね!」
潜在看護師のママ友から、時々言われる言葉です。
もちろん嫌な気持ちにはなりませんが、自分の生活を振り返ると、尊敬されるに値することは全くしていないので違和感があります。
そして、思い出しました。私が専業主婦で潜在看護師ママだったころ、友達のママナースがすごくまぶしく見えたし、すごいなあと思っていたことを。
この記事は、潜在看護師ママが、ママナースに対して仕事も家事も育児もうまくまわしてて、尊敬する!すごい!と思う心理と、言われる立場の思いを書いています。
お得な情報はありませんが、復職前のママナースの心のモヤモヤを代弁していますので、是非最後までごらんください。
なぜ潜在看護師ママはママナースをすごいね!と言うのか
ここでは、潜在看護師ママ時代に抱いていた私の気持ちや、潜在看護師のママ友から聞いた気持ちをまとめています。
- 育児にていっぱい!
- 専業主婦で潜在看護師ママの小さな負い目・・・
- 看護師にもどりたくない!
- ブランクの間に看護技術を忘れ、年もとり、いろいろ不安!
- 子供の長期休暇問題に躊躇!
- そもそも復職するまでがめんどくさい!
育児にていっぱいだから
産後1年、私はゾンビみたくなってました。
夜中の授乳による寝不足や、初めての育児に不安で、子供中心の日々を送り、自分の身だしなみすら後回しでした。
高齢出産(37歳で第1子出産)だったせいかもしれないし、性格やもともとの体力の影響もあるとおもいます。
そのような私が、当然ながら働くなんて考えられなくて、似たような歳の子供をもつママが働いている話を聞こうものなら、「えーーー!?すごいーーー!!」と単純に思うのでした。
専業主婦で潜在看護師ママには小さな負い目があるから
子供が未就学児の頃は、育児をしながらの家事は大変でした。でも、基本的に家 ↔ 公園や、家 ↔ スーパーの往復で、服装に気を遣わなくてもいいみたいなことが多かったし、だれかと気を遣う会話をする必要もない日々でした。
※いつも素敵な恰好をしているママもたくさんいますが、私にはそんなポテンシャルがなかったもので、適当な服が楽だったという話です。
上の子が幼稚園に入ると、2人目出産まで保育時間中は1人時間を満喫できました。
家族や親しい人以外と社会的な繋がりをもったり、1人時間を満喫することなく働いているママナースに対し、「自分は狭い世界で気楽に過ごしている」「自分は楽をしている」という小さな負い目を感じていたので、尊敬の念をもっていたのかなぁ、と思います。
看護師にもどりたくないから
大学病院経験者に多い傾向です。(※私調べ)
大変だった。辛かった。2度と戻りたくない。
そんな話をよく聞きます。
自分が戻りたくないような仕事をしていて、単純にすごい!と思うのです。
ブランクの間に看護技術を忘れ年もとりいろいろ不安だから
看護技術を忘れちゃったけど働ける場所あるかなぁ、ブランクの間に年齢を重ね体力的に大丈夫かなぁ、復職しても仕事についていけるかなぁ。
こんなふうに、私は仕事ができる自信がなかったので、復職したママナースは異次元に見えました。
自分に自信がないことをやっているママナースを見て、すごいなぁと感じていたんだと思います。
子供の長期休暇問題に躊躇しているから
子供が幼稚園に入ったら・・・子供が小学生になったら・・・
成長とともに看護師に復職したいと思っている方は多いですが、長期休暇をどうするか問題で躊躇する方は多いです。病院やクリニックや老人施設は、夏休み冬休み関係なくやっていますし。
学童は学年があがると入れなくなるので、小学校3年生ごろから長期休暇のお留守番問題も出てきます。
実際私の周りでも、子供用のお昼ごはんを用意して出勤し、「子供は1人でお昼ご飯を食べてるのよ」と話す同僚や友人も多くいます。
お留守番できる子供もすごいし、お留守番をしている子供を心配しながらも気持ちを切り替えて働けるママナースもすごいなぁ、と思うのです。
そもそも復職するまでがめんどくさいから
自分に合う職場探しのために、ハローワーク行ったり〜、ネット検索して〜。
転職サイトに登録してみようかな~?登録するならいろいろ書類揃えなくちゃ・・・。
仕事を始めるなら、子供を保育園に入れなくちゃいけないな~。申し込みするために自治体から書類を取り寄せなくちゃ・・・。
・・・復職するには情報収集や事前準備に多大なエネルギーが必要なので、いろいろめんどくさいなぁと思っちゃいますよね。
私は実際、めんどくささが先立ち復職が先延ばしになりました。
ママナースはめんどくさいことを乗り越えて働いている、という思いから、すごいなぁと感じていました。
なぜパート看護師の私は、すごいね!と言われることに違和感をもつのか
ここでは、潜在看護師ママに「仕事も家事も育児もうまくまわしてて、尊敬する!すごいね!」と言われて違和感を感じる理由を書いています。
- 潜在看護師ママでもママナースでもみんな目の前の育児にがんばっている!
- 看護技術を忘れていても復職すれば思い出せる!
- 慣れると仕事家事育児はどうにかなる!
- やらざるを得ない状況なら復職準備のめんどくささを乗り越えられる!
- 潜在看護師ママの復職は意外と簡単!
潜在看護師ママでもママナースでもみんな目の前の育児にがんばっているから
専業主婦のころは、子供と寒空の下毎日公園に通ったり、家の中では一緒にごっこ遊びやかくれんぼをずっとしていましたし、子供のお昼寝時間を心待ちにしていました。話し相手が子供だけ、という日もあり、家庭内で起きた問題のモヤモヤ・イライラを引きずりやすかったです。
パート看護師を始めて3年経ちますが、仕事をしているが故の育児の悩みがあります。
大変さの内容が違うだけで、ママたちは目の前にいる大切な子供を育てることをがんばっていると思っています。
そのため、潜在看護師のママ友に「仕事をしててすごいね!」と言われることに違和感を感じるのかなぁと思います。
看護技術を忘れていても復職すれば思い出すから
忘れた看護技術はもう一度学び直せば思い出すし、できるようになっちゃうんですよね。復職すればやらざるを得ないというか、学ばざるを得ないというか・・・。
復職する勇気に比べれば、忘れた看護技術を思い出す作業は全然楽なんです。
だから、潜在看護師のママ友に「看護技術を忘れちゃってもうルート確保とか無理~すごいね~」などと言われると違和感を感じるんだと思います。
慣れると仕事家事育児はどうにかなるから
「仕事をしながらどうやって家事育児まわしてるの?すごいね!」と、潜在看護師ママたちに時々言われます。
4人の子供をもつ潜在看護師のママ友は、家事のほかに子供たちの学校や園行事・習い事・塾・自分のボランティア活動のスケジュール調整が大変・・・と嘆いていました。話を聞くと、家でのんびり~なんて時間はほとんどないんですよ。
そんな潜在看護師ママのスケジュールだってすごく大変なのに、パート看護師の私のスケジュールがすごい!と言われるのはなんでだろう?
潜在看護師ママたちの多くは、子供がお昼寝中や保育時間・学校へ行っているときなどに、家事をしたり自分時間を確保しています。もしかしたら丁寧にご飯準備をしたり、丁寧にお部屋の掃除をしているかもしれません。
パート看護師の私は、子供の保育時間・学校へ行っている時間は働いています。じゃあ家事や自分時間をどうやって確保するのか?というと、家事の効率化短縮化(食事は簡素化、掃除も隅々まではできてないです…。)と、睡眠時間を削って自分時間を作る感じでしょうか。
結局重点を置くポイントを変えればどうにかなるんですよね。そのため、すごい!といわれることに違和感を感じるのかなぁ思います。
やらざるを得ない状況なら復職準備のめんどくささを乗り越えられるから
復職せざるを得ない状況だとめんどくさい復職準備を乗り越えられちゃいます。
私がテスト前に追い込み勉強をするタイプ、やることもぎりぎりまで持ち越すタイプ、という残念な性格のため、そう感じるのかもしれません。
例えば
- 金銭的な面でどうしても復職しないといけない!とか。
- 看護師の仕事をしたい気持ちが強くて、もう我慢できない!とか。
- 家庭にずっといるとイライラするから気分転換しないと!とか。
自分の気持ちの上で、強い「復職」願望が生まれた時は、復職のめんどくさい作業は変わらないけど熱量が違うんでできちゃうんですよね。だから、復職してすごい!という実感がないんです。
めんどくさい・・・と思って行動できないときは、まだ復職する必要性がない状況で、それはそれですごく幸せなことではないかなぁと思います。
潜在看護師ママの復職は意外と簡単だから
復職が大変、と感じるのは、自分に合った職場を見つける作業が難しいからだと思います。
復職後に続けられるか、が大切ですしね。
もしあなたが看護技術面で不安をもち、なるべく看護技術がいらないところを探しているのなら、逆に看護技術を学べる職場もありだよ、と伝えたいです。
ブランクがあって「看護ができない」と不安を持っているレベルに合わせた職場ではなく、今よりステップアップできる環境の職場に目を向けると、復職のハードルが下がるかなぁと思っています。
もしあなたが小さい子供をもつ潜在看護師ママで、育児との両立に不安をもち、復職は子供がもっと大きくなってからじゃないと働ける職場はない、と思っているなら、ママナースの多い託児所付きの職場もありだよ、と伝えたいです。
見方を変えると意外と自分に合った職場が身近にあったりして、潜在看護師ママの復職はそんなに難しいことではなかったな、と実感しているので、復職してすごい!と言われることに違和感をもつのだと思います。
【まとめ】潜在看護師ママもママナースも目の前の育児にがんばっている!
専業主婦で潜在看護師ママは、ママナースをすごいと思うのはなぜ?
潜在看護師ママである今の自分にできないことをやっているから、「ママナースはすごい!」という言葉になるんだなあ、と思います。
専業主婦で潜在看護師ママは、ママナースのどんなことがすごいと思うの?
- 育児にていっぱいなのに働いてすごい!
- 社会的なつながりを持ったり自分時間を減らして働いてすごい!
- 看護師にもどりたくないのに復職してすごい!
- 看護技術を忘れ年もとりいろいろ不安なのに復職してすごい!
- 子供の長期休暇問題をやりくりしてすごい!
- 復職するまでがめんどくさいのに乗り越えてすごい!
ママナースはすごい!と言われることに違和感を感じるのはなぜ?
- 潜在看護師ママでもママナースでもみんな目の前の育児にがんばっているのに!
- 看護技術を忘れていても復職すれば思い出せちゃうよ!
- 慣れると仕事家事育児はどうにかなるよ!
- やらざるを得ない状況なら復職準備のめんどくささを乗り越えられるよ!
- 潜在看護師ママの復職は意外と簡単だよ!
すごいね!と言われて悪い気持ちにはなりませんが、復職したパート看護師の私は決してすごいことをしているわけではないんだよ~ということをまとめました。
復職しなくてもいい環境なら、看護師の仕事は大変な面もありますし、それはそれで幸せなことだと思います。
でも看護師の仕事はやりがいもありますし、私はとても好きな仕事なので、復職してよかった!と心から思っています。
いつかは復職したいな、と漠然と考えている潜在看護師ママの方は、少しづつ復職の準備をしていくといいかもしれませんね!
このサイトでは、40代ママナースの私の体験談をもとに、復職応援と、看護の勉強と、美を取り戻すセルフケアをまとめています。
40代ママナース、40代女性の方の活き活きとした時間のお役にたてると思いますので、是非ほかの記事もご覧ください♪
最後まで読んでいただきありがとうございます。
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