【長いブランクあり40代】病棟への復職に興味がある方へ3つの心得

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ブランク期間別復職方法

ほぼ新人看護師並みの40代だけど病棟に復職しても大丈夫?

ブランクが長い私が病棟に復職するにはどうしたらいい?

もう一度看護師の経験を積みたい

病棟経験が少なくブランクが長い潜在看護師が、ふと看護師に戻りたいと思ったとき、病棟で看護の基礎をもう一度身につけようかしら、と考えるかもしれません。

しかし、病棟への復職を躊躇させるのは、ほぼ新人看護師並み40代の自分を雇ってくれる病院はあるのだろうか?20代のころと違って体力や記憶力も低下しているし、ついていけるだろうか?という不安です。

かといって、そのまま先延ばしにすれば年齢を重ねるだけ・・・。

ここでは、長いブランクがある40代潜在看護師が病棟へ復職を考えた時、一歩前進するための3つの心得をまとめました。

\ 3つの心得 /

忘れた看護知識は事前学習だけじゃなく、働きながら学べばOK

体力低下があるなら夜勤なしかパートで乗り切ろう、サポートグッズも活用しよう

③ブランク看護師が働きやすい職場を探そう

\ この記事を書いているのはこんな人 /

私は7年のブランクを経て40代で復職し、3年が過ぎました。あんなに不安だった復職ですが、今は病棟以外での看護を目指してしています。

きっとあなたも、復職して看護知識を再度身につけたら、自分のやりたい看護へ一歩踏み出せるはず。

そんな未来へむけて、ぜひ最後までごらんください。

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40代ブランク看護師が病棟に復職するメリット3つ

病棟経験が少なくブランクが長い潜在看護師のあなたが、復職の勇気をもてない大きな理由の1つは、看護知識の自信のなさではないでしょうか。

自信がない上に、忙しそう!大変そう!というイメージの病棟で、医療行為や看護技術に触れる機会が多いことは、「いやぁ〜病棟に戻るのムリでしょ」と思いがちです。

でも、看護知識はいざ経験してみると自信をとりもどしやすいことでもあります。

ここでは病棟のメリット3つを紹介します。

\ このようなメリットがあります /
  1. 医療行為・看護技術を学ぶ機会が多い
  2. 同僚が多い
  3. 今後の転職先の選択肢が広がる

医療行為に伴う看護知識を学ぶ機会が多い

ブランクが長い潜在看護師の復職先に、難しい看護技術がいらないクリニックや老人施設などがオススメされたりします。

でも、40代の今復職を考えているならば、もう一度いろいろな看護技術を学び直すチャンスだと思います。

私の勤務先である2次救急の病棟を例に、学び直せる理由を2つあげます。

① 医師の指示のもと行う看護技術が多くある

ハタワミ
ハタワミ

酸素投与、末梢ルート確保、点滴管理、経管栄養の注入、吸引、導尿、尿道バルーンカテーテル留置、人工呼吸器管理、ドレーン管理、ストーマケアなど、ほかにもたくさんあります!

慢性期病棟では、医療行為の中でも、在宅で行うことができる医療ケアの比率が増えます。

ハタワミ
ハタワミ

経管栄養の注入、吸引、導尿、ストーマケアなどが増える傾向です。

② 毎日のバイタル測定やフィジカルアセスメントで患者の観察力がつく

このように聞くと、復職前のあなたは、「わからないこといっぱいだし働くなんてムリムリ!」と思うかもしれません。私もそうでした。

でも、今となっては、復職前の自分に言ってあげたいです。

ハタワミ
ハタワミ

働きながら学べばいいよ~!

病棟以外でも看護技術や知識を学ぶことはできますが、病棟は医療行為に触れる時間や数がダントツ多い、という点で、医療行為に伴う看護技術や看護知識の学びにつながりやすいと考えます。

同僚が多い

病棟のいいところは、同僚が多いことです。

日勤だったら、自分一人になることはまずありません。

看護師の同僚だけでなく医師もいるので、わからないこと、疑問に思うことを、その場で直接相談できる環境です。

今後の転職の選択肢を広げてくれる

今後さらに年齢を重ねたとき、もう少し体力的にキツくないところに転職しようと思うかもしれません。

年齢を重ねて看護観が変化し、違うカタチで看護を提供したいと思うかもしれません。

そこで転職を考えたとき、ある程度の看護技術を取得していると、選択肢が広がると思うんです。

ハタワミ
ハタワミ

実は、私はこの先の転職を見越して病棟に復職しました

今後目指す看護のかかわり方について

40代で病棟に復職しても大丈夫?3つの心得

病棟といえば、忙しい!大変!という記憶が残っていますよね。

そのため、長いブランク看護師にとっては復職の不安を強く感じやすい傾向があります。

そこで、私を含めた40代病棟看護師の働き方をもとに、40代ブランク看護師が復職しようと思ったときに、一歩前進できる心得を3つ紹介します。

\ 不安に感じやすいこと /

忘れた看護知識は事前学習だけじゃなく、働きながら学べばOK

体力低下があるなら夜勤なしかパートで乗り切ろう、サポートグッズも活用しよう

③ブランク看護師が働きやすい職場を探そう

忘れた看護知識の事前学習におすすめのもの

看護技術のテキストを用意して眺める。

復職支援センターの看護技術の講座を受けてみる(無料で受けられます)

青柳さんの「出直し看護塾」で学んでみる。

ブランクの間に、きれいに忘れてしまった看護知識たち。

復職前に看護知識を振り返ったとしても、病棟ではいろいろな患者がいるため「あれ?これどうするんだっけ?なんだけっけ?」はしょっちゅうあります。

でも日勤の病棟には、たくさんの同僚がいます。質問できたり、手伝ってくれる人がいる環境です。

「すみませんが忘れてしまったので見学させてください」

「自信がないので手技を見ててください」

と正直に伝えてください。

同僚は、「いいよ~」と答えてくれるでしょう。

ブランク看護師の「自信がない」に、いやな顔をする同僚を見たことがありません。(※私の職場の場合)

これは不思議なことですが、新人看護師が同じようなことを言うと、「調べてきたの?」とキツめに言われたりするんですが、ブランク看護師にはそのようなことを言う人を見たことがありません。

見学したり見守ってもらった自信がない看護技術は、家に帰ってテキストを振り返れば、感覚や記憶が鮮明によみがえります。

カラー写真や図が豊富なテキスト

↓↓↓

このテキストは、ブランク看護師の「どうやるんだっけ?」から「そうだ、こうやるんだった!」という記憶を呼び起こしてくれます。

体力低下が不安なら夜勤なしかパートで乗り切ろう、サポートグッズも活用しよう

病棟といえば、体力をねこそぎもっていかれる夜勤。

ブランク看護師が体力の不安を感じているなら、夜勤のない働き方を選びましょう。

病棟で夜勤をしない働き方ができるのは、パートだけでなく正社員でも可能な場所があります。

実際、私の職場の勤務形態は4つです。

  • 日勤だけのパート職員(短時間勤務もいる)
  • 日勤だけの正社員(どうしても人が足りない時に夜勤依頼があるけど、1~2回/年程度)
  • 正社員(夜勤あり)
  • 夜勤専従のパート職員

次に、サポートグッズについてです。

40代のあなたが体力の低下を感じる理由の1つは、日頃の生活動作の癖が積み重なってできた体のゆがみが原因かもしれません。

体のゆがみがあると、骨盤を中心とした全身のバランスが崩れ、体を支えようと力が入ります。その余分な力が、肩こり、腰の痛み、疲労感につながります。

ストレッチをしたり、ヨガをしたり、整体へ行ったり、マッサージをしてもらったり、体の歪みを改善する方法はいくつもありますが、やる時間・行く時間がなかったり頻回な支出を気にして「やっぱやーめた」と思うことも多いです。

時間がなかったり頻回な支出が気になる方は、BSファインの「こつばんど」がおすすめです。こつばんどを巻くだけで、日頃の生活動作をしながら骨盤を支えてくれ、体の動きを軽くしてくれます。

BSファイン「こつばんど」のレビュー記事

40代ブランク看護師が働きやすい職場を探そう

え?夜勤をしないで働ける病院ってどこにあるの?と思ったあなたに、見つける方法を3つお伝えします。

  1. リアル看護師仲間の情報 ← 1番おすすめ。信頼性も高く内情も詳しいことが多い
  2. 護師就職相談会などのフェアで聞く ← いろいろな職場情報をまとめて聞けるので便利
  3. 転職サイトで担当者に探してもらう ← 探す時間を節約できるところが良い。

リアル看護師仲間から情報を得る方法

身近に看護師の友人がいたら情報を聞くのは簡単です。

でも、リアル看護師仲間がいない場合、「私は看護師です」と公表してください。

子供のクラスの懇談会で自己紹介場面があるときには、「看護師です」と言っちゃうのです。

または、友人に「私看護師なんだ」と打ち明けると、その友人が看護師の友人に「〇さん看護師なんだって」と話が伝わっていくこともあります。

すると、看護師仲間意識が働き、あなたに「〇さん看護師なんだってね、私も看護師やってるよ」と声をかけてくれる可能性がとても高いです。

拡散力の強いママ友関係同業者の仲間意識を利用して、看護師仲間を見つけましょう!

リアル看護師仲間からは有益情報が得られるので、この方法はあなどれません。

看護師就職相談会などのフェアで勤務形態を聞く

全国の看護協会では、各地域で定期的に看護職の就職相談会が行われています。

実際に私が就職相談会に参加したときは、看護部長と主任クラスが多く出席していた印象です。

ハタワミ
ハタワミ

日勤だけで、短時間勤務を希望していますが、可能ですか?

このような質問をいろんな病院に聞いてまわりましたが、「大丈夫ですよ」と答えてくれるところが意外と多くてびっくりした記憶があります。

同時にいろんな病院の情報をリアルで聞けるため、希望に合う職場を探す時間と労力が節約できるだけでなく、部長や主任などの雰囲気を知ることができる点が、いいですね。

各地域のナースセンターで、随時就職相談会が開催されていますので、あなたのお住まいの地域のナースセンター情報を確認してみてください。

全国のナースセンター一覧

転職サイトの担当者に希望に合う職場を探してもらう

いつか復職したいからとりあえず求人情報を眺めよ~!という気持ちで、なんらかの転職サイトに登録している方は多いのではないでしょうか?

眺める程度の頃は、転職サイト側から電話がかかってくることはないので静かな日々ですよね。

しかしこちらからアクションを起こすと、転職サイト側も頑張ってくれますので、途端に電話やメールがアクティブになりザワザワしてきます。

でも、希望する職場環境を探すのは大変なことが多いため、時間の節約を重視するなら、ザワザワした日々を少し我慢しながら、転職サイトを利用した方がいいですよね。

でも、ザワザワした感じや、電話のやりとりが苦手・・・という方におすすめなのが、看護師転職サイト「ジョブメドレー」です。

ジョブメドレーは、自分に担当者がつかず、自分で応募から面接まで行う形式の転職サイトのため、ジョブメドレーから電話が来ることはほとんどありません。

静かに、もくもくと職場情報を集めたい、という方にはメリットです。

反対に、結局自分で職場を探すから探す時間や労力の節約にならない、という点がデメリットです。

もし担当者をつけたくなった場合は、ジョブメドレーにサポートを申し込む連絡をすればOKです。

同僚とのコミュニケーションが不安でも時間が解決

離職前に働いていた病棟を思い出すと、40代の看護師は少なくほとんど20代30代だった、という記憶はありませんか?

そのため、自分が40代で病棟に戻ると、年上なのに看護知識は自信がない、というアンバランス感のため、どんなふうに同僚とコミュニケーションをとっていいのか不安になるのかもしれません。

年齢の差は変えられませんが、看護知識は必ず記憶がよみがえりますし、勉強すればできるようになるものです。

そのため、時間とともに年上なのに看護知識は自信がないというアンバランスはなくなっていきます。

\ 看護知識を取り戻すお供に! /

ブランクが長い40代潜在看護師が病棟に復職したときの強みと弱点

40数年生きて得てきた経験は、看護師としてにとても役立ちます。

同時に、40数年生きてきたプライドが弱点にもなります。

人生経験は強み

20年看護師から離れて過ごしてきたあなたが復職を考えた時、看護師として責任を果たせるか、看護師として患者の状態を把握できるか、自信はないかもしれません。

でも思い出してください、病棟ではいろいろ得意分野がある看護師が存在していたことを。

  • 針系のプロ(採血や静脈ルート確保が得意)
  • 処置のプロ(デクビや創の処置が得意)
  • 苦痛を伴う処置のプロ(吸引、Ba挿入など苦痛を最小限にやるのが得意)
  • 固定のプロ(ルート類すべてにおいて、きれいに固定するのが得意)
  • 会話のプロ(患者とのコミュニケーションが抜群に得意)

このように、1つの看護技術の力量だけでは看護ができないのが病棟です。

40数年の人生経験は会話のプロとして発揮されやすいもので、病棟にとって大切な看護の1つです。

年齢を重ねたことによるプライドは弱点

年下の同僚に注意されて、「年下なのに生意気ね!」

わからないことがあっても、「40代にもなって、聞くのは恥ずかしい」

このようなプライドは、なにも成長しないまま年齢だけ重ねていくパターンなので、注意しましょう。

40代ブランク看護師が働きやすい職場ってどんなところ?

復職後、継続して働けるか、やっぱりムリと感じてやめてしまうかは、復職者へのサポートの有無によって左右されるでしょう。

おすすめの職場は復職支援研修を行っている施設

臨床経験が少なくブランクが長い40代看護師にとって、経験者として放置されないか、できる人として期待されていないか不安ですよね。

そのため、復職したときに研修やサポートがあるかどうかは重要なポイントです。

では、研修やサポートがある施設はどこにあるのでしょうか?

それは、各地域のナースセンターで開催されている、復職支援研修を実施している施設です。

復職支援研修についての詳しい記事

そのような施設は、復職者を多く受け入れている可能性が高いところです。

私は復職支援研修を受講したあと、その研修先の病院に復職してよかった点が3つあります。

  • 復職者に対するプリセプター制度がある。
  • 技術チェック表を用いて自分のできるものできないものを確認できる。
  • 同じようにブランクを経て復職した同僚が多い
ハタワミ
ハタワミ

復職当初は、プリセプターに相談しやすく安心感がありました。

ブランクを経て復職した経験のある同僚とは、復職の不安を分かち合え、心の支えになりました。

働きやすさを感じ、復職して3年経った今でも同じ職場で勤務しています。

あなたも、各地域のナースセンターで開催されている復職支援研修先の施設を探してみてください。

全国のナースセンター一覧

内情に詳しい転職サイトを活用すると便利

求人情報欄に、「ブランク歓迎!サポートあり!」と書いてあっても、どこまでのサポートなのかな?本当かな?と疑心暗鬼にもなりがちです。

先述した復職支援研修を実施している施設は、そんなに多くありません。通勤やお給料などの面で、あなたの希望とそぐわないこともあるでしょう。

では、他に復職者へのサポートがしっかりある施設ってあるかなあ?と探しても、外からはわかりにくいのも事実。

そんなときは、施設の内部情報を把握していることが多い転職サイトを利用すると、希望に合う職場がみつかりやすいことがあります。

転職サイトを利用するメリットは、求人を探す時間の節約と、求人情報だけではわからない内部事情を教えてくれることです。

デメリットは、グイグイ職場を提案してくるかもしれないことです。

転職サイトの担当者のグイグイに押されて戸惑わないために、重要なのは転職サイトに任せっきりにしないことが大切です。

ハタワミ
ハタワミ
  • 看護師仲間に職場情報を聞く
  • 復職支援研修をやっている施設を探す

この2つで情報を集めつつ、転職サイトを活用することをオススメします。

\ 登録だけなら1分 /

【まとめ】長いブランクがある40代看護師でも病棟に復職できるしメリットもある

ほぼ新人看護師並みの40代だけど病棟に復職しても大丈夫?

看護知識が少ない面の不安は、復職者へのサポートがしっかりある病院を選べば、働きながら学べます。

40代という体力面の不安は、夜勤がない働き方を選んだり、疲れにくくするためのサポートグッズを併用することをおすすめします。

看護知識は少ないけど人生経験はある。そんな40代のあなたならではのできる看護があります。その多くは、患者とのコミュニケーション面で発揮されるでしょう。

臨床経験が少ない上にブランクが長い私が病棟に復職するにはどうしたらいい?

あなたの身近にいる看護師仲間から職場情報を聞くことが、一番信頼できます。

各地域のナースセンターで行われている復職支援研修の受け入れ先の施設は、復職者へのサポートがしっかりある可能性が高い職場です。

職場の内部情報も把握していることが多い転職サイトを併用することは、求人探しの時間節約になります。その際、自分で集めた情報と比較したり確認するなどして、転職サイトにまかせっきりにしないことが職場選びを失敗しないポイントです。

\ 転職サイトをうまく使おう /

X(旧Twitter)@hatawamiや、Instagramハタワミ(@hata.wami) • Instagram写真と動画では、長いブランクからの復職について、揺れ動く気持ちを発信しています。

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