子供が保育所へ行きたがらないときってどんなとき?
子供が保育所へ行く気になる方法ってあるかな?
仕事と育児の両立に葛藤して泣きたい気持ちになるのは自分だけ?
子供が楽しそうに保育所へ行ってくれて、仕事をがんばりたい!
ママナースの仕事の日の朝は大忙し!そんな中、子供が保育所に「行きたくない!」「お休みしたい!」と言い出したり泣き出したりして、困った方はたくさんいると思います。
私は下の子を1歳半の頃から院内託児所に預け、3歳からは幼稚園と託児所を併用しながらパート看護師をしています。みなさんと同じく、行きたくない!と泣かれたことが多々あり、いろんな対応を試してきました。
この記事では、子供が保育所に行きたがらないときに効果のあった対応を7つ、紹介します。
併せて、親も葛藤して泣きたい気持ちを共有しようと思い、まとめています。
仕事と育児の両立に葛藤しながら働いているママナースは、子供が楽しそうに保育所へ行く姿を見送れたら、安心して仕事をがんばれますよね。そのお役に立てる方法が書いてありますので、ぜひ最後までご覧ください。
子供が保育所に行きたがらないパターンと対応4つ
一般的にみられる行きたがらないパターンと併せて、幼稚園と院内託児所を併用していた私の経験から、2か所の保育所を併用している場合の行きたがらないパターンも紹介します。
そして、実際にやってみて効果のあった対策や具体的な親子の変化をお話ししますね!
- 嫌な原因があって行きたくない
- なんか行きたくない気分
- 【預け先併用型】久しぶりの場所は緊張して行きたくない
- 【預け先併用型】不安になる
【具体的な原因で嫌がる場合】原因を早く対処する
お子さんがお話しできるのであれば、いやな原因を聞いてみるといいですね。
重要なのは、原因を聞いてからの行動時間です。
なぜなら、私は対処に時間がかかり、「行きたくない」が悪化した経験があるからです。
息子の場合は、4歳の頃に、併用している院内託児所に「行きたくない」と泣くようになりました。なんで?と聞くと
「〇〇先生遊んでくれない。〇〇先生やだ」
という返事。
それを聞いた時、「人それぞれ合う合わないがあるし、息子は〇〇先生が苦手なんだろう」と捉え、「いやだったらほかの先生と遊んでもらったらどう?」なんて声をかけながら、嫌がる息子を諭しながら託児所へ連れて行っていました。
この私の行動は間違っていたと、今になって思います。
嫌がる原因に保育者の名前がはっきり出てきているのだから、最初に院内託児所に相談すべきだったと思います。
しばらくしてから、ようやく私は院内託児所に相談して、託児所側は〇〇先生が息子に極力かかわらないように配慮してくれました。
しかし時すでに遅し。
息子は「〇〇先生がいる場所」そのものに苦手意識をもってしまい、行けなくなってしまいました。
このような例もありますので、嫌な原因を教えてくれたら早く対処することをおすすめします。
理由によっては転園も考える必要がありそうです。
【なんかいきたくない気分の場合】おもいきって仕事を休むのもありかも
小さな子供が行きたくない気持ちを具体的に説明するのは難しく、ただただ「行きたくない」と言うときって、
- ママと離れたくない
- おうちで遊びたい
- じつはちょっと体調がよくない
こんな感じで、甘えたいときとか、目で見えないけど体調がよくないことって、よくありますよね。
こんな時の「行きたくない」に意外と効果があったのが、思い切って仕事を休ませてもらい子供と一緒に過ごすことでした。
一度休んでしまうとクセになってしまうかも・・・という不安はありました。
しかし、「今日は一緒に遊ぼうね。でも明日はがんばって行こうね」と約束を必ずすることで、息子の場合は翌日元気に行くことができていました。
職場には迷惑をかけてしまい、申し訳ない気持ちでモヤモヤはします。
ただ、子供の「行きたくない」が長引いて保育所にどうにかこうにか連れていく日々のストレスを続けるより、私が職場で謝ったり白い目で見られるぎこちない環境を耐える方がまだマシだと思ってます。仕事は、自分の努力次第で立場を好転させられますしね。
じつは体調が悪かった、みたいなときは、初期に体を休ませられるので体調不良が長引かない利点がありました。
【併用型:久しぶりの場所に緊張する場合】ご褒美作戦
いつもと違う保育所へ行くのは完全に親の都合なので、ここは「行ってくれてありがとう!」という気持ちを、わかりやすく「モノ」で表すと効果がありました。
実際のご褒美例は
- 好きなおやつを買う
- ほしいおもちゃ(金額に制限あり)を買う
- 好きな遊びを一緒にやる約束
- 行きたいところに遊びに行く約束
ただし、このご褒美作戦は長く続かないかもしれません。
ママはほしいモノを買ってくれるっていうけど嫌な場所に行くことの方が耐えられない、という感じで、子供の思考が成長していきます・・・。
成長は嬉しいことですが、一筋縄ではいかなくなりますねw
【併用型:不安になる場合】事前に説明作戦
今日はどこに預けられるのか?という子供の不安に対して効果があったのが、「カレンダーを使って併用する保育所にいつ行くかを説明する」ことでした。
日にちを指して「あと何回寝たら託児所だよ」というカウントダウン形式で毎日説明しておくと、「明日は△△(託児所の名前)だね!」と理解し、当日はスムーズに託児所に行けました。
【最終レベル問題】どうしても保育所に行きたがらない時の対応3つ
保育所に行きたがらない原因に、その都度対応しながら乗り越えてきても、子供のがんばっていた心がプチっと折れて、どうしても保育所に行けない問題がでてくることもあります。
もうこの段階にくると、子供ではなく、大人が環境を変えた方がいいですね。
家族に協力をお願いしてみる
旦那さん、祖母や祖父、他の親族など、家族の協力を得ながら乗り越えることも考えてみてはどうでしょうか。
実体験をお話しします。
息子が託児所にどうしても行きたがらず、私の勤務調整ができなかったとき、一時的に夫に協力をしてもらいながら仕事をしていた時期がありました。
一時的とはいえ、少し子供の心が落ち着きました。
さらに、子供が落ち着いているので自分の思考時間が安定して確保でき、今後どうしようとじっくり考える時間を持て、母子ともに効果がありました。
上司に勤務調整を相談するのもあり
どうしても保育所に行きたがらないので、保育所を利用しないで勤務できるように、勤務調整を相談してみるのはどうでしょうか。
実体験をお話しします。
併用している院内託児所に、息子がどうしても行けなくなってしまったので、幼稚園のお休みのときは、勤務を短縮・もしくはお休みにしてもらう相談をして、勤務調整してもらえたことは子供にとても効果がありました。
どんな効果かというと、癇癪が激減したことです。
癇癪が減ったことは単に成長もあるかもしれませんが、息子にとってのストレス(ここでは苦手な〇〇先生がいる院内託児所に行く、というストレス)が減ったことは、1つの大きな要因ではないかと考えています。
思い切って職場を変えるのもあり
看護師転職サイト「医療ワーカー」に登録した時、長期休暇中に休める職場ってありますか?と相談したことがあります。もちろん、そんな都合のよい職場などないのですが・・・。
その時、医療ワーカーの方が「長期休暇前に辞める働き方をすれば可能では?」と言っていました。
つまり、派遣やバイトで期間を決めて働けば解決する、という提案です。
条件が合えば、このような働き方は、子供にとっては長期休暇中の臨時保育所へ預けられるストレスがなくていいかもしれません。
ただ、個人的には、小さい子供を持つママナースは子供の体調不良で休んだりすることもあり、急な休みに理解が得られる職場が絶対働きやすいと思います。
短期間の派遣やバイトは、その限られた勤務を全うすることが重要だと思うので、急な休みが必要になったときは、自分も職場もストレス度は高いんじゃないかと考えます。
そのため、勤務調整に理解を得られやすいママナースの多い職場が一番ベストかなあと思うのですが、そのような職場は託児所付きがおすすめです。
【共有】親も泣きたいくらい葛藤してる!
子供が「行きたくない」と泣く気持ちもわかるけど、一生懸命働いている親も泣きたくなりますよね。
ここでは、育児と仕事の両立に葛藤する親の気持ちを一緒に共有しましょう!
あなただけじゃない。私だけでもない。そして正解はない…。
我慢させながら働く意味とは?と考えると泣きたい
保育所に行く嫌な気持ちを子供に我慢させて、私は何で働いているのだろう。仕事をやめて子供と一緒に過ごせたら・・・。
でも働く必要性(お金の問題)や、働きたい自分の気持ち(やりがい)も捨てられない・・・。
2つの気持ちの間を行ったり来たりして、泣きたくなります。
不安にさせてしまっている働き方がやるせなくて泣きたい
保育所を併用している場合や残業でお迎えが遅くなるなどして、子供にとって居場所が不安定だったり、ママが来る時間がはっきりしない不安感を抱かせてしまうこともあります。
お迎えに行ったとき、嬉しさと我慢していた寂しさが混ざった泣き笑いのような子供の顔を見ると、やるせなくて泣きたくなります。
環境が変わって緊張する子供の顔をみて泣きたい
保育所を併用している場合、臨時で行く保育所は久しぶりのため緊張していることが多いです。
保育士さんに預けるときの緊張している表情を見ると、心がぎゅーっとなります。
そして職場へ向かう道中、大人だって環境が変わると緊張するのにごめんね・・・と自分の目から涙がポロリ、なんてことも。
まあ子供はピュアだからお互いに分け隔てなくすぐ遊べるし、プロの保育士さんがうまく誘導してくれるので、楽しくなることが多いんですけどね。
子供が保育所に行きたがらない時の対応のまとめ
子供が保育所へ行きたがらないときってどんなとき?
子供が保育所へ行く気になる方法ってあるかな?
- 嫌な原因があって行きたくない → 原因を聞いて早く対処
- なんか行きたくない気分 → おもいきって休んでみる
- 【預け先併用型】久しぶりの場所は緊張して行きたくない → ご褒美作戦
- 【預け先併用型】不安になる → 事前から説明作戦
- 家族に協力をしてもらう
- 上司に勤務調整を相談する
- 職場を変えるのもあり
仕事と育児の両立に葛藤して泣きたい気持ちになるのは自分だけ?
- 我慢させながら働く意味とは?と考えると泣きたい
- 不安にさせてしまっている働き方がやるせなくて泣きたい
- 環境が変わって緊張する子供の顔をみて泣きたい
いっそのこと仕事をやめれば解決!という簡単なことではないですし、日々葛藤しながら働いている方は多いと思います。
働く必要性と、自分のやりがいと、子供の負担が少ない預け方、この3つがバランスよくできる環境を模索し続けたいですね。
今のあなたの環境に悩んでいたら、あらたな職場探しをしてみるのはどうでしょうか?いい条件の職場があるかなあと、ながら見するだけでもチャンスがあるかもしれません!
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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