呼吸療法認定士の資格をとろう!と思っても、いつから勉強を始めたらいいのか、どんな勉強方法がいいのか悩む方は多いです。
私も、呼吸療法認定士資格をとろう!と決めて情報収集を始めたものの、最初は勉強についてのイメージが漠然としていて悩みました。悩む原因の1つは、自分のレベル(呼吸に関する知識と技術の程度)が低すぎてしっくりくる勉強方法を見つけられなかったからです。
この記事では、一般病棟経験8年、レスピ管理経験ほぼなしの40代2児ママナースが、限られた時間内で少しづつ呼吸療法認定士試験に向けて勉強する方法を紹介します。

まだ資格をとっていないので、勉強方法の説得力はないですが、2023年11月の試験に向けて勉強していく過程として、同じような背景をもつ方には参考の1つになりますので、ぜひ最後までごらんください。
では早速勉強方法を紹介します。一緒に呼吸療法認定士取得までがんばりましょう~!
呼吸療法認定士試験の勉強準備に必須なもの3つ【呼吸に関する知識があまりない人向け】
ここでは、呼吸療法認定士試験の出題内容、呼吸器関連の知識が少ない方に合った勉強をはじめる時期と教材選び、についてまとめています。
呼吸療法認定士の試験内容と出題範囲を把握する
試験問題数 :100 問
実施要項より引用
試験実施方法 :マークシート方式
試験範囲 :認定講習会での講義、テキストの内容を含め、呼吸療法に関する業務全般
だいぶアバウトですね(^_^;)
呼吸療法認定士の先輩も言っていましたし、ネット上でも書いてありますが、試験は認定講習会テキストから出るとのこと。マークシートで5択です。
【必須1】過去の認定講習会テキストをどうにか手に入れて早めに勉強を開始する
呼吸療法認定士の試験は、認定講習会テキストの中から出題されるので、まずは認定講習会テキストが絶対必要です。
でも、そのテキストが送られてくるのが8月!!
試験は11月!
試験までのスケジュールをまとめてみましたが、今現在(2023年3月)から、8月の認定講習会テキストが送られてくる時期まで、かなりありますね。

私のような
- 一般病棟経験8年でレスピ管理経験ほぼなし
- 小さい子供をもつ2児ママナースで時間の制約多め
という状況では、8月から認定講習会テキストを読み込んでも絶対的に遅いです( ;∀;)
そのため、どうにかして過去の認定講習会テキストを手に入れたい‼
と思った私は、呼吸療法認定士の先輩に相談しました。すると、過去の認定講習会テキストを貸してくれるという神でした。
もし身近に呼吸療法認定士がいるなら、さっそく相談してみてください!!
もし身近に呼吸療法認定士がいなかったら、メルカリなどで売られているので探してみてください!
【必須2】認定講習会テキストを読み込むために問題集を用意する
早速借りた認定講習会テキストを見て、分厚さと文字量の多さにため息がでました。
文字だらけで、全然頭に入らないんです。そして時間の制約がある私には、文字をだらだら読んでいても効率が悪すぎです。
こんなのやってたら間に合わないっっ( ;∀;)
でも試験は、このテキストの中に書いてあること(言葉や言い回し)から出題されるので、読まないことには試験対策ができないわけで・・・。
そこで、1つ問題集を買いました。アステッキの「呼吸療法認定士受験必修予想問題集」です。

この問題集の口コミが良かったことと、アプリ機能がついていて、移動などの隙間時間に勉強できていいかも!と思い買いました。
問題集を効果的につかう方法は、次の流れで勉強することだと思います。
問題を読む → 問題文に書かれている単語が出てくる認定講習会テキストの部分を読む → 問題を解く→ 解答を見る

これを繰り返していくと、あんなに漠然としていた文字だらけの認定講習会テキストが、ポイントを絞りながら読むことができてきます。
アステッキの「呼吸療法認定士受験必修予想問題集」についているアプリ機能は、私のレベルが低すぎて問題を解く段階ではなくまだ使っていません。問題集を2周くらいしてから、復習目的で使用するのがいいかなあ、と考えています。
ちなみに、過去の認定講習会テキストを貸してくれた呼吸療法士の先輩は、ICU3年目に受験し問題集は使用しなかったとのこと!ポテンシャルが高すぎて問題集の参考は得られませんでした・・・。
【必須3】認定講習会テキストの内容を図解してくれる教科書を用意する
繰り返しますが、認定講習会テキストは文字だらけです。
文字だけ読んでも全然頭に入りません。
そこで、認定講習会テキストの内容を、図解してイメージしやすくできる教科書を用意しました。
私は、「メディックメディカの病気がみえるシリーズ 呼吸器」です。過去に買ってとっておいた自分をほめてあげたいです。

呼吸だけでなく、循環器系のテキストも併用すると、よりイメージがわきやすいです。


効率的に呼吸療法認定士試験の勉強をする方法4つ【忙しくて時間がとれない人向け】
私は一般病棟の勤務経験8年、レスピ管理ほぼ経験なし、小さい子供をもつ2児ママです。呼吸器関連の知識は乏しいため、じっくり勉強する必要があるけれど、勉強時間の確保が難しいです(T . T)
そこで、効率的な勉強方法として考えたことが4つあります。
- 頭がクリアな朝に時間を決めて勉強する
- 図解教科書を活用する
- 予想問題集で試験の特徴をつかむ
- 仕事で知識をアウトプットする
【効率的1】集中力が高い朝活で時間を決めて知識を吸収する
朝活のメリットは、集中力がめちゃくちゃ高く作業できることです。
集中力が高まる理由は
- よく寝たあとの頭はクリアだから
- 終わりの時間が決まっているから
朝は、いやがおうにも、子供が起きてきて「ママ~」が始まったり、朝家事を始めなくてはならなかったり、強制的に終了されます。
そのため、限られた時間内にやろうと集中できる効果がある、と実感しています。
夜だと、ついもうちょっと、もうちょっと・・・なんて欲張ってしまい、寝るのが遅くなって翌朝辛い、なんてことがあります。
仕事から帰ってきた疲れた体に、ビール1杯がしみわたって「くぅ~最高~!」となって、結局なんか体がだるくなって、テキストを開いても全然頭に入らない・・なんてこともあります。
そのため、夜は疲れた体をいたわり早く寝て、早起きしてみませんか?
私は子供の寝かしつけと一緒に寝て(つまり9時くらいには寝ちゃう)、4時ごろ起きて朝活をしています。このブログも朝書いています。
【効率的2】認定講習会テキストと図解教科書で記憶力が高まる
認定講習会テキストに書かれている内容を、「病気がみえるシリーズ 呼吸器」の図解で確認しながら読むと、イメージがしやすいです。

人の脳は、視覚で得た情報の方が記憶に残りやすいと言われています。そのため、図解をセットで勉強する方が効率的だと思い、この方法を選んでいます。
また、ノートにまとめる際には、テキストの内容と図解教科書を合体させて、自分の頭の中でイメージが湧きやすくまとめることがポイントだと思います。
例えば、CPPVの副作用で尿量が低下する機序。
認定講習会テキストの文字列だけ見ても頭に入りにくいですが、図解教科書を参考にしながら図と認定講習会テキストの説明を混ぜると、イメージがしやすいです。

【効率的3】予想問題集で試験の特徴をつかむ
予想問題集を読むと、「The!試験!」のように、数字や、年代や、ひっかけのような言い回しなどが出てきます。
臨床ではほぼ使わないですよね?みたいな知識でも、試験には出ちゃうようです。看護師国家試験を思い出しますね。

勉強のやり方としては、予想問題集の問題文に含まれる単語が書かれている、認定講習会テキストの箇所の前後を読みます。
例えば歴史のところだと、下記の図のように、ずらーっと年代が書いてあります。

めんどくさくて読み飛ばしてしまうそうですが、予想問題集の問題文に書いてある前後なので、他の年代事項も試験に出るかもしれないからおおまかに覚えておこう!
と気にしながら読んだり、ノートにまとめたりすることができます。
【効率的4】仕事でアウトプットして知識を定着させる
これを読んでいただいている方は、おそらく進行形で医療現場のどこかで働いている方だと思います。
目の前にいる患者さんや、レスピなどの医療機器は、テキストや教科書で読んだこと・見たことを実践できるチャンスですよね!
記憶を定着させるには、アウトプットが欠かせない。
読んだり聞いたりするインプットは、自分の脳内世界を変化させることはできる。
でも、それだけでは現実世界は何も変わらない。
現実世界を変えるのは、アウトプットである!
実践したことを実際に看護記録に書くなど、学んだ知識を自分の言葉に変換する作業が、知識の定着につながる、ということですね!
私はこのブログも併用して知識のアウトプットをしていきたいと思っていますが、できるかな?
あ
【呼吸療法認定士試験】呼吸器関連の知識が少なくて時間の制約がある人は早めに始めて効率的に!
試験は認定講習会テキストから出るので、過去の認定講習会テキストをどうにか手に入れ、早めに勉強を開始したほうが安心です。呼吸療法認定士の先輩に相談したり、メルカリを探してみてください!

勉強に必須なテキストは3種類です。
- 認定講習会テキスト
- 呼吸療法認定士試験の予想問題集
- 図解が豊富な教科書
効率的な勉強方法は4つです。
- 朝、時間を決めてやる
- 認定講習会テキストと図解教科書をセットで勉強する
- 予想問題集で試験の特徴をつかむ
- 仕事でアウトプットする
呼吸療法認定士試験まで不安でいっぱいですが、限られた時間の中でコツコツやるしかないと思っています。
第28回呼吸療法認定士試験を受ける方、一緒にがんばりましょう~!
このサイトでは、「看護師のセカンドステージをワクワクさせる」をコンセプトに、復職に悩む潜在看護師のための体験談&ライフスタイル情報をまとめています。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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